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楽器演奏の「演奏してはいけない曲」について

2020年8月4日FF14攻略情報,その他

「みんなが「弾いてはいけない」と言ってるからダメなんだ」なんて思っていませんか?本当に運営がダメと言ったかよく確認してみてください。
インターネットやTwitter上には、正義感を持って平然と嘘やデマを流す人が居ます。また、それをよく確認もせず信じて拡散してしまう人も居ます。

聞いて、調べて、よく考えてみてください。

本項目については「楽器演奏」の内容のみについて取り扱っています。サウンドトラックやゲーム内BGMの利用とは別物ですのでご注意ください。

ざっくりまとめ

下記は、法律(著作権)/FF14利用規約/吉Pの過去の発言を元に形成している内容です。「あれっ?私の解釈と違う」と思われた方は是非、該当項目の説明をお読みください。

OK、NG範囲

箇条書き

マトリックス表

公衆:法律上明確に何人からと決まっているわけではない。数人を超えたら公衆に当たる可能性が出てくると考えるのが安全。

「公衆」が聞ける状態ではない演奏
「公衆」が聞ける状態での演奏
動画にして
アップロード
FF14内の曲

(規約によりOK)

(規約によりOK)
FF14内のコラボ曲

(公式 OK)

(公式 OK)

(規約によりOK)
第三者の権利を侵害しない曲

(楽器演奏同意内容によりOK)

(楽器演奏同意内容によりOK)
×
(規約によりNG)
第三者の権利を侵害する曲(著作権保護期間内など)
(※1 吉P OK)
×
(楽器演奏同意内容によりNG)
×
(規約によりNG)

※1:法律上、楽器演奏において個人の範囲/公衆(多数もしくは不特定)へ向けての演奏でないのあれば「自由利用の範囲」内となり権利者が訴えを起こすことは出来ません。その為、公衆へ向けての演奏でなければ「第三者の権利を侵害する楽曲」というものは存在しません。あえてわかりやすくする為に「○」と書いています。吉Pも「法務確認やらなんやら」を確認した上で「大ぴらじゃなければ自由にやってほしいんで」と発言しています。

フローチャート

楽器演奏の「演奏してはいけない曲」について

関連内容

※一部だけ抜粋して「良い」とか「悪い」とか決めつけないようにしましょう。
※「動画にして公開するのは禁止です」と書かれているものを「演奏禁止」と解釈されている方がかなり居ます。法律上も規約上も「動画にして公開する権利」と「演奏する権利」は別です。混同しないようにしてください。

「ファイナルファンタジーXIV 著作物利用条件」
(5)ゲーム内の「楽器演奏」を使用している動画については、演奏されている楽曲がファイナルファンタジーXIVゲーム内で使用されている楽曲の場合に限りネット上に公開することができます。

ただし、演奏する楽曲はなるべく「FFXIV」のものにしていただくようお願いします。自身のみで楽しむ分にはそれほど気にすることはないですが、他タイトルの楽曲などでの演奏動画のアップロードが頻発すると、最悪の場合は本機能の閉鎖もあり得ますので、何とぞご協力ください。

これは法務確認やらなんやら、特許とかも含めてやってこないといけなかったので(このコンテンツのことを)言えなかったのですけど(中略[コンテンツの説明])
ただですね。一つお約束していただきたいのはですね。
できればFF14の曲を演奏していただきたい。
特に、動画に上げるとか生放送しちゃうとかは止めていただきたい。そうなると、我々はこの機能を封鎖する覚悟があります。是非、FF14の曲を演奏していただきたい。おねがいします。僕は皆さんを信じております。
まあ、でもね。個人で。大ぴらじゃなければゲームの中でうまくやってるなーとか。一生懸命練習してるなーとか言うのは自由にやって欲しいんで。「あいつ!聞いたことある(FF14以外の)曲演奏してたよ!」とか、そういうのはいいから。そういうことじゃないんで。
大ぴらに(FF14以外の曲の動画を)上げたりとかは止めてもらいたいなと。

楽器演奏の「演奏してはいけない曲」について

楽器演奏について我々が守らなければならない優先順位

1位:法律(著作権)
2位:FF14利用規約/楽器演奏同意内容
3位:吉Pの発言(2位より下だが利用規約と同等の効力を持つ)

都合が悪いからと言ってどれか一つを飛ばしてはダメです。
また、利用規約にダメと書いてないからといって、法律にダメと書いてあることはしてはいけません。

FF14内楽曲について

演奏してはいけない楽曲

ありません

演奏禁止曲はありません。

「ファイナルファンタジーXIV 著作物利用条件」
(5)ゲーム内の「楽器演奏」を使用している動画については、演奏されている楽曲がファイナルファンタジーXIVゲーム内で使用されている楽曲の場合に限りネット上に公開することができます。
Q:「FF14内楽曲」でもダメな曲があると言ってる人が居た。
A:「公式サウンドトラック内の音楽データ」の二次利用についての内容と混同されておられます。こちらは歌手がスクエニ社外の人物などにより利用が制限されているもので演奏するだけでしたら問題ありません。
楽器演奏の「演奏してはいけない曲」について

動画をアップロードしてはいけない楽曲

アップロードNG曲はありません
(アップロード注意曲はあります)

「ファイナルファンタジーXIV 著作物利用条件」
(5)ゲーム内の「楽器演奏」を使用している動画については、演奏されている楽曲がファイナルファンタジーXIVゲーム内で使用されている楽曲の場合に限りネット上に公開することができます。

「Answers/Dragonsong/Revolutions(アレンジ曲含む)」は、2022/04/14まではNGでしたが、「著作物利用条件」が 改訂され動画でのアップロードがOKになりました。これによりFF14内で流れた楽曲のアップロードNG曲は0曲になりました。
ただし、アップロードには注意が必要な曲が存在します。詳しくは下記を御覧ください。

動画をアップロードするには注意が必要な楽曲

下記、曲は「JASRAC」の管理曲となり動画のアップロードが出来るサイトを選びます。
(なお下記リストの楽曲は、ゲーム内で演奏するだけでしたらいかなる場所で演奏していただいても大丈夫です。ただし、明らかに動画配信をしているなと分かる場所は譲ってあげましょう。)

対象

詳しくは「ファイナルファンタジーXIV 著作物利用条件」内「別紙」の項目をご確認ください。
(2022/04/15より「Answers/Dragonsong/Revolutions(アレンジ曲含む)」も対象になっています。)

上記「JASRAC」管理曲の動画アップロード可能サイト

  • You Tube
  • ニコニコ動画
  • Twitch
  • ツイキャス

は「OK」ですが、

  • Twitter

は「NG」になっています。
その他は下記サイトを御覧ください。

上記は2020/08/05時点のものです。動画投稿可能サイトが変更/削除される可能性があります。常に、最新の内容をご確認ください。

コラボ楽曲について

FF14内コラボで流れた曲は?

演奏してはいけない楽曲

ありません

利用規約にも「演奏されている楽曲がファイナルファンタジーXIVゲーム内で使用されている楽曲の場合に限りネット上に公開することができます。」と書かれている通り、FF14内で流れた楽曲は演奏して問題ありません。
また、FF14のコミニティチームの部長(規約違反等を取り締まる人)も大丈夫と言っています。

動画でアップロードしてはいけない楽曲

ありません

「ファイナルファンタジーXIV 著作物利用条件」
(5)ゲーム内の「楽器演奏」を使用している動画については、演奏されている楽曲がファイナルファンタジーXIVゲーム内で使用されている楽曲の場合に限りネット上に公開することができます。
現時点では「無い」というだけで、今後増える可能性があります。最新の「ファイナルファンタジーXIV 著作物利用条件」を確認ください。

FF14以外の楽曲について

個人の範囲、特定少数者へ向けて演奏してはいけない楽曲

ありません

法律上、楽器演奏に関する著作権には自由利用の範囲が定められており、家で楽曲を演奏/家族や友人にお誕生日の歌を歌ってあげても違法にならないように、FF14内においても特定少数の条件を満たせばすべての楽曲において「権利の侵害には当たらない」という状態が存在します。
法律上の「権利の侵害」に当たらなければ、FF14規約の「第三者の権利を侵害する楽曲の演奏は禁止」にも当りません。
吉Pも「法務確認やらなんやら」をしっかり確認し、訴訟リスクは無いと判断して「大ぴらじゃない。個人の範囲内なら自由にやってほしい」「人がFF14外の楽曲を演奏していたとしても、いちいち騒がないでよろしい(意訳)」と言っています。
法律素人の我々がいちいち心配する必要はありません。

別途解説「FF14以外の曲を演奏して著作権には触れないの?」


ただし、演奏する楽曲はなるべく「FFXIV」のものにしていただくようお願いします。自身のみで楽しむ分にはそれほど気にすることはないですが、他タイトルの楽曲などでの演奏動画のアップロードが頻発すると、最悪の場合は本機能の閉鎖もあり得ますので、何とぞご協力ください。
「第38回PLL」吉Pの正確な発言


これは法務確認やらなんやら、特許とかも含めてやってこないといけなかったので言えなかったのですけど(中略[コンテンツの説明])

ただですね。一つお約束していただきたいのはですね。
できればFF14の曲を演奏していただきたい。特に、動画に上げるとか生放送しちゃうとかは止めていただきたい。そうなると、我々はこの機能を封鎖する覚悟があります。
是非、FF14の曲を演奏していただきたい。おねがいします。
僕は皆さんを信じております。まあ、でもね。個人で。大ぴらじゃなければゲームの中でうまくやってるなーとか。一生懸命練習してるなーとか言うのは自由にやって欲しいんで。
「あいつ!聞いたことある(FF14以外の)曲演奏してたよ!」
とか、そういうのはいいから。そういうことじゃないんで。
大ぴらに(FF14以外の曲の動画を)上げたりとかは止めてもらいたいなと。

人を集めて、人の集まる所で演奏してはいけない曲

あり。ただし、全曲ではない。

公式よりこれまでに「人の集まる所でFF14以外の楽曲を演奏してはいけない」というアナウンスはありません。ただし、「楽器演奏を使って第三者の権利を侵害する楽曲。侵害する可能性のある楽曲の演奏」は禁止されています。逆に「確実に権利を侵害しない楽曲の演奏」はOKです。

公(おおやけ)ではない状況で演奏するまでなら、いかなる楽曲も「第三者の権利を侵害する」可能性は無いですが、集団に向けて演奏すると著作権保護期間内の楽曲は「第三者の権利を侵害する」楽曲になる可能性が出てしまいます。
これが正しく理解出来ない方は「FF14以外の楽曲」を演奏するのは止めておかれるのをおすすめします。

また、「楽器演奏を使って第三者の権利を侵害する楽曲。侵害する可能性のある楽曲」を正しく理解していないのに「ダメだ。規約違反だ。」と演奏を妨害する行為はFF14禁止事項「迷惑行為」及び「プレイ妨害」に該当し運営よりペナルティが課される恐れがあります。
吉Pも「人がFF14外の楽曲を演奏していたとしても、いちいち騒がないでよろしい(意訳)」と発言しています。

確実に権利を侵害しない楽曲とは?

  • 著作権が完全に切れている曲
    著作権切れのルールは国によって異なります。また、編曲(アレンジ)されたメロディーは原曲者ではなく編曲者にも権利があります。
  • 権利者が著作権フリーと宣言した曲
    「権利を保有している作曲家」および「曲の管理元」が著作権フリーと宣言した曲のみです。権利者でない者が「この曲は大丈夫」などというのはNGです。必ず一次ソースをご確認ください。
  • 上記以外で権利元がOKと回答した曲
    間違いなく「楽器演奏(またはそれに準ずる行為)」で弾いて良いと回答しているか必ず一次ソースをご確認ください。

Q:「第三者の権利を侵害する楽曲を演奏することは固く禁止されています」をFF14以外の曲は全部NGという意味だと解釈している人がいる。
A:「第三者の権利を侵害する楽曲を演奏することは固く禁止されています」という事は「第三者の権利を侵害しない楽曲は禁止されていない」という意味です。
「10ある内1から6までは使用禁止です」であれば「10ある内7から10までは使用可能です」という意味になります。「10ある内全部使用禁止」にはなりません。
規約や法律は文章量が多くならないようにあえて「やってはダメなこと(もしくはやらなければならない事)」しか書かない場合が多いです。書いてない事はやっちゃダメなら、法律にも規約にも「NPCに話しかける事を許可します」という文はどこにも書いてないので、Lv1からゲームを進める事が出来なくなります。

動画でアップロードしてはいけない楽曲

ほぼ全曲。

FF14の「楽器演奏」機能を利用して動画のアップロードが許可されているのはFF14内で再生されたの曲のみです。特例としてTVドラマ「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」で使用されたGLAYの「the other end of the globe」(Youtubeリンク)は許可されています。

「ファイナルファンタジーXIV 著作物利用条件」
(5)ゲーム内の「楽器演奏」を使用している動画については、演奏されている楽曲がファイナルファンタジーXIVゲーム内で使用されている楽曲の場合に限りネット上に公開することができます。

吉P「ただし、演奏する楽曲はなるべく「FFXIV」のものにしていただくようお願いします。自身のみで楽しむ分にはそれほど気にすることはないですが、他タイトルの楽曲などでの演奏動画のアップロードが頻発すると、最悪の場合は本機能の閉鎖もあり得ますので、何とぞご協力ください。
唯一の例外
TVドラマ「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」主題歌であるGLAYの「the other end of the globe」について、著作権者の意思により、「楽器演奏」を使用してゲーム内で演奏すること、演奏した動画を配信すること、およびファイナルファンタジーXIVの著作物と同曲の音源を合わせた動画を作成して配信することを許諾する旨のご連絡を頂きました。
【公式】GLAY「the other end of the globe」の楽曲使用について

著作権切れ、著作権フリーの楽曲は?

法律上の問題は無いと思われますが、上記のように規約上は「FF14内楽曲のみOK」「それ以外はNG」と書かれています。
FF14をプレイする上で規約は「守らなければならない事」です。FF14を始める際にあなたはFF14の利用規約を厳守することに必ず同意しています。
吉Pも「ご協力ください」と言ってるので協力してあげましょう。

動画配信者へ

基本的に配信中はサウンド設定の楽器演奏の項目はミュート状態にしておくのをおすすめします。もし、誰かが外部楽曲を演奏しており、それを配信してしまった場合は、演奏者ではなく配信者が「権利の侵害」に問われ、権利者より「動画を消しなさい」「使用料金を払いなさい」という指示が来る可能性があります。

第三者の権利を侵害しないFF14以外の楽曲」であれば、いかなる場所でも演奏する権利を全てのプレイヤーが持っています。間違っても、問題ないFF14以外の楽曲を演奏している途中のプレイヤーに「やめろ」などと言わないようにしましょう。FF14禁止事項「迷惑行為」及び「プレイ妨害」にあたります。
「FF14以外の演奏動画をアップロードしないで」という規約の遵守を行うには、配信者が細心の注意を払う必要があります。

❌「吉PがFF14以外の曲を演奏すると、楽器演奏機能を封鎖すると言った。」←言ってません

⭕吉P「他タイトルの楽曲などでの“演奏動画のアップロードが頻発すると"、最悪の場合は本機能の閉鎖もあり得ます。」

どうして運営がダメと言ってない事が広がった?

吉Pの正確な発言「できればFF14の曲を演奏していただきたい。特に、動画に上げるとか生放送しちゃうとかは止めていただきたい。そうなると、我々はこの機能を封鎖する覚悟があります。

これを受けて「誰が配信してるかわからないので街中では、FF14以外の権利を侵害しない楽曲の演奏もやめよう(マナー)」が、今では「FF14以外の楽曲は全て規約違反です。ダメです。(強制)」「吉Pが言った(←言ってない)」と一次ソースを確認しない人達の伝言ゲームで文言が一人歩きしました。

また、途中の文章を省略して「FF14の曲を。本機能の閉鎖もあり得ます。って吉Pが言った。」というニュアンスの文章を書く人が多発した為、それも原因になったと思われます。

FF14以外の曲を演奏して著作権には触れないの?

公ではない、特定少数の状況での演奏の場合

オンラインゲーム等、ネット上では演奏権では無く公衆送信権の侵害が問われます(下記に理由記載)。

公衆送信権(著作権)
著作権に含まれる支分権の1つであり、主に「著作物を公衆に送信する行為」を専有する権利(著作権法23条1項)及び「公衆送信される著作物を受信装置を用いて公に伝達する行為」を専有する権利(同法23条2項)を指す。
引用元:北斗特許事務所

聞く人間が居ない。または、「公(公衆)」ではない「特定少数」の状態であれば演奏するだけでは「権利の侵害」は発生しません(参考)。なお、何人からが「公」に当たるかは明確になっていません。時と場合により増えたり減ったりもします。数人を超えたら「公」に当たる可能性があると思われておくと安全でしょう。

文化庁HP「著作権なるほど質問箱」より画像引用
楽器演奏の「演奏してはいけない曲」について

多数もしくは不特定へ聞かせる演奏の場合

こちらは上記「公衆送信権」の侵害になる可能性があります。
FF14以外の楽曲を演奏する場合は「確実に権利を侵害しない楽曲」か確認が必要です。

オンラインゲーム上の場合「演奏権の侵害」には該当しない。

Q:無料のオンラインゲーム空間でも、対価を得ずに勝手に演奏した場合も著作権法38条1項(営利を目的とせず,観客から料金をとらない場合は,公表された著作物を上演・演奏・上映・口述することができる)は認められないのでしょうか。
A:オンラインゲーム上で既存の音楽や映像を流した場合には、上映権や演奏権ではなく公衆送信権等(著作権法23条)の侵害の有無が問題となります。そして、そもそも公衆送信権等は著作権法38条1項の適用対象外です。よって、有償無償を問わず、その音楽等を送信可能な状態にした者について、著作権侵害が成立すると考えられます。
引用元:弁護士ドットコム


解説:演奏権は、公共施設・商業施設等、同一構内で演奏を公衆に"直接(スピーカーなどを含む)"聞かせた場合が対象。
オンラインゲームの場合、演奏者と聞き手は同一構内には居ないので演奏権ではなく、公衆送信権の侵害の有無が問われる。演奏権の場合は非営利・無料・無報酬なら侵害とならない場合があるが、公衆送信権は関係なく多数もしくは不特定へ配信した場合はアウト。
ディスコードなどのボイスチャットツールで、音楽を流した場合も公衆送信権に該当するが、友人数人の場合など特定少数なら公衆には当たらずセーフ、少数であっても音楽を流した本人と全く面識のない友人の友人/家族が聞いていた等、不特定少数の場合はアウトとなる可能性が出てくる。(参考:校内放送でCDから音楽を流す場合、公衆送信に当たりますか?)


FF14を例に取るなら
・エーテライト広場前など多数が居る場所での演奏はアウト。
・FC/個人ハウスなどで数人未満など特定少数での演奏はセーフ。
・ただし、FC/個人ハウスに数人を超える多数のプレイヤーがいる場合はアウトとなる場合がある。

「著作権侵害だ!」「違法だ!」と騒ぐ人も違法の可能性

Q:ストリートミュージシャンって違法?
1:著作権は親告罪なので、権利者(権利元)が事前に使用禁止と表明していた場合を除き、権利の侵害を表明しない限りは"違法にはならない"。
2:JASRAC(音楽管理団体大手)の担当者によれば、「投げ銭は払わなくても聞ける」=「営利目的ではない」のでJASRACが動く案件では無い
3:警察も権利者より告発がない場合、演奏を止める権限を持たない。(警察がお伺いするのは「道路(公園)の使用許可取ってる?ちゃんと取ってからやろうね」という強制力のない指導の為)
【FF14の楽器演奏とは条件が異なります。混同しないでください。】

作曲家の中には「自由に演奏してほしい、私の曲を色んな人に知ってほしい。」という人もいる。「犯罪だ」「著作権侵害だ」と権利者でも無いのに騒ぐ者が居るが、楽曲を演奏して「良い」「ダメ」は著作者、もしくはその管理を任された「管理団体」にしか決定権はない。
第三者が勝手に他人の財産(著作物)の使用決定権を行使することは認められず、権利者に確認せず行うその行為は、権利者のみが行使できる「権利の侵害」に問われる可能性がある。

著作権
作品を創作した者が有する権利であり、また、作品がどう使われるか決めることができる権利である。引用元:Wikipedia

FF14にしても、運営がダメと言ってないことをダメと言って他者のプレイを妨害する行為はFF14禁止事項「迷惑行為」及び「プレイ妨害」に該当する。また、エスカレートしすぎて運営が「業務を妨害された」と感じ、被害額を算出、裁判所がそれを1円でも認めたら「偽計業務妨害罪」が成立する。

偽計業務妨害罪
虚偽の風説を流布し、又は偽計を用いて、人の業務を妨害すること。
引用元:Wikipedia

Q:外部楽曲について運営に質問したらなんと返される?

A:回答1「規約を読んで自分で考えろ」

ご相談をいただきました「楽曲演奏」に関してですが、現状『ファイナルファンタジーXIV』の著作物をご利用の際は、著作物利用許諾条件に記載された内容へ同意いただいた上で、許諾する著作物の範囲内でご利用いただいております。

しかしながら、「ファイナルファンタジーXIV 著作物利用許諾条件」に関する個別のお問い合わせについては、回答しておりません。

また、ゲーム内の楽器演奏機能で演奏することができる楽曲につきましても、個々の楽曲の演奏可否についてはお答えすることができません。

恐れ入りますが、以下URLより著作物利用許諾条件をご確認のうえ、お客様ご自身にてご判断いただきますようお願い申し上げます。

「ファイナルファンタジーXIV 著作物利用条件」


引用元:公式FF14フォーラム

A:回答2「権利関連は権利元に聞いて」

「楽器演奏」実装時のパッチノートに記載がございます通り、楽器演奏を使って第三者の権利を侵害する楽曲を演奏することは、固く禁止されています。

楽曲の権利につきましては、楽曲ごとの権利元までご確認いただけますと幸いです。


引用元:公式ロードストーン:日記

なぜこのような回答?

上記に記載しているようにFF14内で演奏していい外部楽曲も存在します。
個人でひっそり楽しむのは「OK」だが、複数に聞かせるようなのは「NG」な曲も存在します。
このように、星の数ほどある曲を一曲一曲「OK」「NG」と運営が確認/回答していたらキリがありません。というかFF14以外の楽曲については、スクエニ自体も権利者ではないので「OK」とか「NG」とか気軽に言えません。
その為「大人なら自分で考えて/行動して」という回答になっています。

楽器演奏の「演奏してはいけない曲」について