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石川夏子とは?

2021年4月27日用語解説

概要

石川 夏子

スクエニ第三開発事業部、シナリオ班所属。FF14のシニアストーリーデザイナー。
FF14においては「パッチ3.4」「パッチ4.0(東方編)」「パッチ5.0」「パッチ5.3」「次元の狭間オメガ」「パッチ6.0」など、評価の高いシナリオを多く手掛けている。
開発メンバーからは「なっちゃん」の愛称で呼ばれており。一部ユーザーも使っている。

・メインジョブは吟遊詩人(2021年5月時点)
・思い入れがあるキャラクターはオメガ

石川夏子とは?

詳細

小学生の頃より「聖剣伝説3」の影響を受けゲーム開発の職種を意識しており、当時「ゲーム感覚の犯罪」「犯罪者はゲーム好き」というニュース報道に反感を持った彼女は、「テレビゲームをつくることになったら、はんざい者をつくらない、夢のあるげーむをつくって、だれかに希望をあたえられるようになりたい。」と書いている。

イメージエポックに入社

セブンスドラゴン シリースのプランナーやシナリオを担当。同社がFate/EXTRA シリーズを開発中にFateシリーズの原作者、奈須きのこにシナリオを書かないかと誘われ、Fate/EXTRA CCCの一部シナリオにも参加(参考)

石川夏子がイメージエポック社を退職したと聞いた、スクエニの社員が当時、新生エオルゼア(2.0)開発中の吉田直樹に紹介。

2013年にスクエアエニックスへ入社。

新生(2.0)開発中盤から途中参加。
新生・蒼天はプランナーとして、一部メインシナリオやサブクエストの実装を担当。紅蓮(4.0)からはFF16の開発に移動となる前廣和豊の後任として、織田万里と共に共同でメインシナリオを担当。さらに単独でメインシナリオを担当した「漆黒のヴィランズ(5.0)」ではシナリオの完成度の高さから海外でも高く評価を得て、漆黒(5.0)をリアルタイムでプレイした人では知らない人は居ないほどに。

FF14担当シナリオ

メインストーリー

  • パッチ2.0「新生エオルゼア」(クルザス高地編)
    (オルシュファンの親友フランセルが異端疑惑に)
  • パッチ3.2「運命の歯車」
    (光の巫女より逆さの塔にて世界の真実を聞かされる)
  • パッチ3.4「魂を継ぐ者」
    (アリゼーと合流。闇の戦士との対決へ)
  • パッチ4.0「紅蓮のリベレーター(東方編)」
    (クガネ/ドマ/アジムステップを担当)
  • パッチ5.0「漆黒のヴィランズ」
    (光の戦士が第一世界へ。光と闇の真実が明かされる)
  • パッチ5.3「クリスタルの残光」
    (最後のオリジナルのアシエンとの対決へ。暁の賢人達が原初世界へ帰還)
  • パッチ6.0「暁月のフィナーレ」
    (光と闇の物語、完結編)

サブ/クロニクルクエスト

  • 大迷宮バハムート
  • クリスタルタワー
  • 次元の狭間オメガ
  • マトーヤの洞窟サブクエスト全般

クラス/ジョブ/ロールクエスト

  • 双剣士クラスクエスト
  • 暗黒騎士ジョブクエスト(Lv60~70、Lv80)
  • 錬金術師クラスクエスト(Lv50まで)

キャラクター原案

  • オルシュファン
  • 水晶公
  • エメトセルク

など

影響を受けた作品

児童小説や絵本の影響が大きいとのこと。

担当作品

イメージエポック社時代

  • セブンスドラゴン(2009/プランナー)
  • ラストランカー(2010/リードプランナー)
  • クリミナルガールズ(2010/シナリオ・脚本)
  • セブンスドラゴン2002(2011/リードプランナー・シナリオ)
  • Fate/EXTRA CCC (2013/サブシナリオ・イベントプランニング)
  • セブンスドラゴン2020-II(2013/世界設定)

スクウェア・エニックス

  • FF14:新生エオルゼア(2013/コンテンツデザイナー)
  • FF14:蒼天のイシュガルド(2015/コンテンツデザイナー)
  • FF14:紅蓮のリベレーター(2017/メインシナリオライター)
  • FF14:漆黒のヴィランズ(2019/メインシナリオライター)
  • FF14:暁月のフィナーレ(2021/リードストーリーデザイナー) → (2022/シニアストーリーデザイナー)
  • NieR Re[in]carnation:FF14コラボクエスト「記録:楽園の蹟」(2022/シナリオ)

備考

FF16のシナリオに関わっているのでは?」と噂されていたが、「パーフェクト(完全に)部外者」だと本人が否定