吉田直樹とは?
概要
現、FINAL FANTASY XVI(FF16)のプロデューサー兼FINAL FANTASY XIV(FF14)のプロデューサー兼ディレクター。株式会社スクウェア・エニックスの「執行役員」兼「取締役」兼「クリエイティブスタジオ3 スタジオヘッド」を務める。
ユーザーからは「よしP(吉田プロデューサーの略)」の名称で親しまれている。
詳細
北海道札幌生まれ。函館で育つ。
元はハドソン(現コナミに吸収)系列のゲーム会社に努めており、有名所では「天外魔境」シリーズや「ボンバーマン」シリーズのゲームデザインを手掛けた。
2004年頃に交友のあった斉藤洋介からの招きでスクウェア・エニックスに入社。「ドラゴンクエスト」シリーズに関わり、チーフプランナーやディレクター代行などを努めた。
2010年に発売された「FINAL FANTASY XIV」がズッコケたスクエニは、ディレクターとプロデューサーを交代させ、新たにディレクターに吉田直樹を就任させた。次にプロデューサーをどうするか話し合っていたところ、橋本善久、髙井浩、等が「吉田が一人でやっちゃったほうが効率よくない?」と言われ、納得してしまった吉田が一人で兼務する形となった。
吉田は当初、クリスタル・ツールズというFF13や旧FF14に使われているスクエニオリジナルのゲームエンジンをそのまま使い立て直しを図るつもりであったが、プログラマ等と話し合ううちに「無理」だと判断。このまま運営を続け2~3年でゲームを終了させるか、ゲームを1から作り直すかを経営陣に判断を迫った。
会社はFFのナンバリングに傷をつけられないとして、当時の社長が謝罪。ゲームの作り直しを決定する。
この決断が功を奏したのか、新パッケージ「新生エオルゼア」にて高評価を得て、以降発売されるパッケージ「蒼天のイシュガルド」「紅蓮のリベレーター」「漆黒のヴィランズ」と評価とプレイヤー人口を増やし続けている。
特に「漆黒のヴィランズ」のストーリーは秀逸で、メタスコアのユーザースコアで2019年「PC部門2位」 「PS4部門1位」に入っている。
2015年4月には、世界最古かつアメリカの代表的なニュース紙「TIMES」に「FINAL FANTASY XIVを霊災から救った男に会う」と第してインタビューが掲載された。
肩書
株式会社スクウェア・エニックス「取締役」兼「執行役員」兼「クリエイティブスタジオ3 スタジオヘッド【※】」兼 FINAL FANTASY XVI「プロデューサー」兼FINAL FANTASY XIV「プロデューサー」兼「ディレクター」兼「コラムニスト」兼「演歌歌手」兼「声優」兼「星になった男」
【※】
・2019/4:第5ビジネスディビジョン → 第三開発事業本部 本部長
・2024/5:第三開発事業本部 本部長 → クリエイティブスタジオ3 スタジオヘッド
開発ゲーム
- ドラゴンクエストX:チーフプランナー/ディレクター代行
- モンスターバトルロードシリーズ:ディレクター
- ドラクエビルダーズ:開発序盤部分のアドバイス
- FINAL FANTASY XIV(FF14):プロデューサー&ディレクター
- FINAL FANTASY XI(FF11):(クリエイティブスタジオ3としての)統括
- FINAL FANTASY XVI(FF16):プロデューサー
第三開発事業部のロゴ
ロゴはフェニックス(不死鳥)をモチーフにしている。
これは、FF14を復活させたチームとして。
また、FF14のゲーム内でも破滅の象徴バハムートと対峙するフェニックスが描かれており採用されたものと思われる。
FF16でも主人公はフェニックスの加護を受けているなど引き続き登場予定。
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